会社員生活を始めて5年目ごろのことだったと思う。
いつかは結婚するのかなぁと漫然と思っているが、まだ結婚はしたくない。
とはいえ、このままこの仕事を続けていても、何だかつまらない。
「ずうっとこのままでいいのか」
と漠然と思っていた。
母に相談すると
「これからの会社員は英語ぐらいできなきゃダメなんじゃない」
という母の言葉に「そっか、英語か」と思い、
英会話教室に通ってみることにした。

働きながら週に1回通うのが精いっぱいの英会話教室。
授業中はいいのだが、一歩教室から出たとたん、日本語だけの世界に戻る。
覚えた英語を使うチャンスも、ほとんど無い。
しかも、通い初めはまだいいが、だんだんサボりがちになる。
「これじゃあ、覚えるものも覚えられない」と素直に思った。
そしてふと、
「そうか。 英語のシャワーを浴びればいいんだ!
海外に行っちゃおう!」
と思いついた。
でも問題はお金。
旅行会社のパンフレットを集めて留学費用を調べてみたが、
たった数か月の留学でウン十万円などと、
とうてい手が届く金額ではない。
貯金などあるはずもない。
仕事を辞めれば収入は無くなるし、
かといって親から借りるなんていうのは初めから論外である。
ここで質問。
さあ、どうやって一歩を踏み出したのでしょうか。
また、あなたなら、どうやって一歩を踏み出す?

■私が実際に踏み出した一歩は■
ワーキングホリデービザを利用して
英語圏(ニュージーランド)へ行き、1年間生活した。

何か良い方法はないかと頭をひねる毎日が続く。
そしてある日、立ち寄った本屋で見つけた本を見たとたん
「これだ!」と思った。
その本には「ワーキングホリデー」と書かれており、
一体何だろうと本を手に取って読んでみた。
「えっ!働きながら勉強もできる、
若者限定のビザなんてあるんだ!お金のない私にピッタリ!!」
心は決まった。このビザで海外に行こう!
今まで飛行機に乗ったのは、友達と行った沖縄へのフライト1回のみ。

海外は行った事が無い。
初めての一人旅。それも海外に一年間である。
購入したワーキングホリデーの本には、語学学校やホームステイの紹介をはじめ、現地サポートがついているプランの広告なども掲載されていた。
いろいろ調べた結果、2週間の語学学校とホームステイのプランに決める。
その期間は現地スタッフがサポートしてくれるというサービスもついているので、日本へ残していく両親を安心させることもできる。
現地の語学学校に通う2週間で現地の状況をつかみながら、仕事を探そうと考えた。
仕事が見つかればそのまま滞在すればいいし、見つからなければ帰ってくればいい。 そんな風にざっくりと決めて出発したニュージーランドだったが、結果的には大手旅行会社の現地ガイドの仕事も見つかり、ビザ最長期間の一年間滞在することができたのである。

■帰国後は、こう変わった■
東京で仕事を探した時。
今まで経験のある事務職での職探しだったが、
ただの事務職の経験だけでなく、
「海外に1年間」や
「大手旅行会社での現地ガイド経験」
という職歴に、面接で「へえ~」と好印象を持ってくれた。
そして応募2つ目の会社に就職が決まったのである。
大手企業の関連会社で、土日祝休みの事務職。
海外には縁の無い業務だったが、海外での経験が結果的にキャリアアップに繋がったのだと感じた瞬間だった。
******
「海外かぁ。行きたいなぁ。」
「でも英語ができないから・・・」
そう思った、そこのあなた。
私がニュージーランドに行った当時とくらべて
今は本当にいい英語スクールがありますよね。
当時、もしライザップ イングリシュがあったなら
私はニュージーランドに行っていなかったかもしれません。
当時、もしライザップ イングリシュがあったなら
私は今、英語を使った仕事をしていたかもしれません。
もし ライザップ イングリシュがあったなら ・・・
そう思った時が、一歩を踏出す時!
自分の人生にコミットしなきゃね。