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  1. 海外

初めての海外一人旅。留学、引っ越し、そして家と仕事探し①<ニュージーランド編>

20代の頃、ニュージーランドで1年間を過ごしたことがあります。
初めて行った海外一人旅です。

怖いもの知らずの当時の私は
手持ちの残金1万円になったりしたこともありました。

ニュージーランドへ渡ったのは
ワーキングホリデーという若者限定のビザ。
勉強も、アルバイトも、観光もできるビザです。

クライストチャーチという町でホームステイをしながら、
日本から申し込んだ語学学校に2週間。

所持金が少ないため、ニュージーランド到着後、
すぐアルバイト先探しを開始!

2週間なんて、あっという間です。
学校が終わる日もだんだん近づいてきたのですが
仕事が見つからなければ、お金がないので
すぐ日本へ帰国しなければなりません。
そんな中、
「クイーンズタウンという街ならアルバイトが結構あるらしい」
という噂を聞き、
「えいっ、行っちゃえ」
と、早速引っ越しすることに。

※イメージ

「地球の歩き方」に親日家のオーナーと紹介されていたホテルに
何日か予約を入れ長距離バスに乗り込みました。
スーツケースひとつでの、身軽な引っ越しです。

ホテル到着後、早速中心街に繰り出して仕事探し開始。
中心街と言っても、ぐるりと回っても
20分もかからないぐらいの小さな街です。

歩行者天国になっているメインストリートに掲示板を発見。
さすが外国。
掲示板ひとつとってもオシャレで、かつ自由な感じです。

早速、貼られている内容を見ると、
「アパート貸します」
「部屋を借りたい」
「シェアメイト募集中」
などの賃貸関連の情報をはじめ、
「売ります、買います」の売買情報、
仕事情報、イベントの情報などなど。
紙の下の部分は、ちぎって持っていけるよう
短冊のようにハサミを入れられ、
それぞれの短冊一枚ずつに連絡先の電話番号が書かれて、
風にひらひらと揺れています。

「部屋貸します」のいくつかの張り紙から
金額やエリアなどの条件をメモし、
電話番号が書かれた部分をちぎってポケットへ。

ホテルに戻り、早速電話をかけてみました。
と言っても、英語での電話は本当にハードルが高いものです。
知っている単語を組み合わせ、
なるべく端的なフレーズでセリフを書き出し
簡単な台本を作りました。
準備万端整ってから、電話をかけてみた。

ドキドキしながらいくつかの物件にかけてみましたが
どれも「もう貸す人が決まっちゃった」という答え。
汗だくで電話したのに、空き物件さえ見つけられない状況です。

・・・こんなので、住むところが本当に見つかるのだろうか。

一人、ホテルの部屋で不安な夜を過ごした時の気持ち、
今でも思い出すことができます。

※イメージ

翌日も掲示板を見に行っては戻り、部屋で電話。
うかない顔でまた街に行こうとしていた私を見て、
ホテルのオーナーが声をかけてくれました。

「住むところ見つかった?」

「全然見つからないんです」
と、がっくりと肩を落とす私。

「市内にかけるだけなら、
このフロントにある電話を使っていいわよ。
部屋から電話するとお金がかかるでしょ。
市内通話なら通話料無料だから、好きなだけ使って。」

なんと優しいオーナーの言葉!
これは後から分かったことなのですが、
ニュージーランドは、市内への電話なら
固定電話から固定電話への通話代は無料なのです。

心から感謝しながら、電話を借りての物件探しが続きます。

が、それでもなかなか簡単には見つかりませんでした。

3日目、またオーナーが声をかけてくれました。

「私の知人で、アパートの部屋を持っている人がいるんだけど、
借り手を探しているんだって。見に行ってみる?」

とっても魅力的な話だったのですが、
実はその時は、悩んだ末に断ったのでした。

誰かが借りているアパートをシェアさせてもらう、
という方法なら、そのシェアメイトにお金を払うだけで良いのですが、
自分が借主になるとオーナーと賃貸契約を結ぶ必要があります。
シェアメイトが見つからない場合は
家賃をまるまる負担する必要も出てきます。
英語もまだおぼつかない状況で、
ちょっと無理かなーと思ったからでした。

「そう、残念ね。何か困ったことがあったら遠慮なく言ってね」

と優しい言葉をかけてくれる、優しいオーナーに感謝。

4日目、滞在したホテルのオーナーさんに
お礼を言って別れを告げ、ユースホステルの大部屋へ移りました。

確か、大きな部屋に4つほどベッドがある女性専用の部屋で、
他には欧米系の若者が数名。

何だか私も「インターナショナルな旅行通」になった気分でした。

「さて、今日も電話かけなきゃ」
物件探しとあわせて、仕事探しもしなければなりません。

実はすでに、例の掲示板で
「免税店。日本人店員求む」
の募集をチェック済み。

ユースホステルは、日中の決まった時間帯は部屋を
空けなければいけないため、
午前中のうちに街の中心街に出かけ、
メモしておいた番号に公衆電話から、
ドキドキしながら電話をかけてみました。

「まだ店員募集中ですよ」との回答。

ただ今日は、ショップのオーナーが不在とのことで、
面接の時間が決められないとのことでした。

オーナーが戻ったら電話をかけるから
電話番号を教えてと言われたのですが、
当時は携帯電話などはありません。

とりあえず、ユースホステルに滞在していることと、
日中は外出しているので明日こちらから電話をかけると
伝えて、電話を切ったのでした。

「さて、今度は家探しだ。何か新しい掲示物あるかな。」

こんな掲示板が街のメインストリートにあるということに
改めて感謝しつつ、また、掲示板のまわりをウロウロ。

「家、探しているんですか?」
ふと、後ろから日本語で声をかけられました。

振り返ると・・・同年代の日本人の女の子です。
この女の子との出会いをきっかけに、
その後の展開が大きく変わることになったのです。

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